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2009年08月28日

408号 菊姫の上洛

今が、ますます幸せだと気がツクには408号
菊姫の上洛
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今が、ますます幸せだと気がツクにはシリーズは、メルマガを通して
私とのご縁のある人が、ますます幸せになる為に、
いろんな情報を、お届けしています
しかも、情報をお届けするだけでなく、読者の皆さんに
具体的に幸せになれる手段、ご縁を提供するつもりですし
一人でも、多くの皆さんを、新しい時代、ユビキタス社会に
お連れすることを、目標にしています
また、その為に、最新のビジネス情報もお届けしますが
それだけでなく、皆さんが、究極の幸せになれるために
すべての魂を癒す。あるすごいエネルギーも、届けています
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
天正18年(1590年)
戦国時代の幕開け
下剋上の始めとして
北条早雲が起こした北条家
100年繁栄した関東の雄、後北条家が
皮肉にも、豊臣秀吉によって滅亡した事で
戦国時代は終わりました
新しい時代、安土・桃山時代が
始まったのです

また、天下を統一して
日本国から、戦を無くした
英雄、豊臣秀吉は、天下人になりました
豊臣秀吉によるまつりごと、
政治が行われることになったのです

そしてそれは、100年以上も続いた
戦乱の世の中に
飽き飽きしていた民にとっては
本当に、喜びだったと思います
戦のない平和な世の中になったのです


しかし、それは、全国の戦国大名にとっては
自分達の働きどころ
領地を増やす、戦がなくなったことを意味します
少し、複雑な気持ちあったのではないか
そう思うのです

でも、それでも、戦国大名にとっても
平和な世の中になったことは
喜びだったと思います

何故なら、戦は、勝てばいいですが
負ければ、悲惨です
自分だけでなく
妻子や一族さえ、殺されます
戦国時代の大名として
生き残った彼らは
それを見てきています
いえ、自分が、そうしたことを
一度や二度は、しているかもしれないのです

だから、戦を起こして
これ以上領地が増える事よりも
今の戦国時代としての地位が
ずっと続く方を
内心は、望んでいたと思います

今で言えば、自分達は、勝ち組だと
思っていて
素直に、天下が統一されて
戦のない世界ができたことを
喜んでいたと思うのです
特に、大名の妻達は、そうだと思います

だって、これで、夫は、戦で死ぬこともない
戦で負けて、殺されることもない
自分達は、大名の妻として
幸せになれる
直江兼続の妻、お船が
ドラマ「天地人」でそうだったように
漠然と信じていたと思うからです


しかし、残念ながら
戦国大名が、望んでいた
親子が、平和で暮らせる世の中にはなりませんでした

何故なら、天下統一が、どう意味を持つかは
この時には、まだ、殆どの大名には
分からなかったからです
それは、豊臣秀吉によって
日本の歴史では、初めて、始まったからです

また、それが、戦国大名達に分かったのは
大名だった国主達にとっては
天下を統一した秀吉の命令で
秀吉のお気に入りだった
千利休が、切腹された事件だったと思います

これで、一端、天下人の秀吉の勘気にふれたら
前田利家や、利休七哲のうち古田織部
細川忠興ら大名である弟子たちが
奔走したが助命しても、許されないということは
どんな人物でも、死なないといけないことが
分かりました

今まで、天下を取るまでは
人たらしということで
信長と違って、人の命を大切にしていた
豊臣秀吉が、君子豹変したことが分かったのです
これでは、いつかは、自分も
千利休と同じ目になるかもしれない
そんな恐怖を、ずっと持ったまま
秀吉に仕えないといけなくなっていたのです

また、戦国大名の妻にとっては
秀吉の命令で
全国の国主の妻を京都に
上洛させることになった時からだと思います
それは、戦国時代の習いとは
妻達には、ショックだったと思うのです

だって、やっと戦のない時代になって
夫や、子供と平和に暮らしていけると
思っていたのに
自分達に待っていたのは
人質としての運命だったからです

どうして、夫と離ればなれになって
遠い京都にいかないといけないのか
もう戦は、なくなったはずではないか
そう思うと、納得できない面があったのではないか
俺は、そんな気がするのです

しかも、それは、菊姫のように
子供に恵まれなかった妻なら
本当に辛かっただろうと思います


何故なら、京都に行けば
夫である国主が、国にいれば
ずっと離ればなれです
帰国も、一緒で
夫と一緒にいられるのなら別ですが
人質の身では不可能です

自分の目が離れた間に
夫は、側室を置いて
世継を生むのではないか
そう思うと、不安で一杯になります

これでは、いくら大名の妻として
贅沢できても
家臣達や、奥女に仕えて貰っても
幸せとはいえません
天下統一された世の中とは
戦のない世の中とは
天下人の秀吉以外の誰もが
他の戦国大名でも幸せでない
世の中だということが分かったと思うのです

そして、最後には
秀吉が死ぬ頃には
唯一、幸せのはずの天下人
豊臣秀吉さえ、本当は幸せでない
その跡を継ぐ天下人でさえ
自由がなくて
本当の意味では幸せでない世の中
それが、天下統一の世の中だということも
分かると思います
それが、安土桃山時代
江戸時代の真実だと思うのです
本当に悲しいと思います




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